ここが知りたい!
画像診断2025年4月号特集「MRIを隅々まで診る:病変を取りこぼさないために」
深見 達弥
1
,
河原 愛子
2
,
扇谷 芳光
3
1島根大学医学部附属病院医療安全管理部
2島根大学医学部放射線医学講座
3昭和医科大学放射線医学講座放射線科学部門
pp.1060-1062
発行日 2025年8月25日
Published Date 2025/8/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000006419
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Q1 私の所属する病院の電子カルテには,「画像診断におけるdiagnosticexcellence」(4月号p.386〜392)で取り上げられている至急・注意喚起フラグを付ける機能がありません.院内でどのように対応していけばよいでしょうか? また,今後は欧米のように,このような機能が必須になるのでしょうか? 電子カルテ更新の際に参考にしたいと考えています.
Q2 見逃しを減らすために,画像をみる順番についてルーチン化していますか?「まず全体を把握するために(あるいは,〇〇と▲▲をみるために)冠状断像からみる」や「拡散強調像を最初にみてから他の画像をみる」など.また,逆にこれを先にみてしまうとバイアスが生じて他の重要な所見を見落とす可能性があるので,敢えて最後にみると決めている撮像法はありますか?
Q3 骨盤MRIの拡散強調像で,腸管壁の信号なのか,腸管内容物なのか,わかりづらいことがあります.具体的な鑑別点や,追加するとよい撮像法,性別によって異なる判断などはありますか?

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