特集 AYA世代にみられる疾患の画像診断
5. 循環器 完全大血管転位Mustard術後,肝硬変,肝細胞癌
折居 誠
1
,
吉岡 邦浩
1
1岩手医科大学放射線医学講座
キーワード:
完全大血管転位Mustard術後
,
肝硬変
,
肝細胞癌
Keyword:
完全大血管転位Mustard術後
,
肝硬変
,
肝細胞癌
pp.1114-1115
発行日 2022年9月25日
Published Date 2022/9/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000003115
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
30歳台,男性.生後6か月で完全大血管転位と診断され,10か月でBlalock-Hanlon手術と肺動脈絞扼術が施行された.6歳でMustard手術を施行.以後,肝機能障害を近医で経過観察されていた.肝硬変精査で当院を受診した際に循環器内科紹介となり,経胸壁心エコーでbaffle部(上・下大静脈の血流を左心房につなげる心内トンネル)の狭窄が疑われたため,造影CT検査が施行された.
Copyright © 2022, Gakken Medical Shujunsha Co., Ltd. All rights reserved.