画像診断と病理
自然縮小した小細胞肺癌
山崎 元彦
1
,
石川 浩志
1
,
梅津 哉
2
1新潟大学医歯学総合病院放射線診断科
2新潟大学医歯学総合病院病理部
pp.244-245
発行日 2022年2月25日
Published Date 2022/2/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002687
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50歳台,女性.1日5本,20年間の喫煙歴あり.検診の胸部単純X線写真にて,左上肺野に結節影を指摘されて前医を受診,CTで左肺S1+2に16×13mm大の辺縁分葉状を呈する充実型結節を認めた(図1-A;→).気管支鏡下組織診を施行し,小細胞肺癌の診断となった.明らかな転移所見はなく,臨床病期T1bN0M0と考えられ,手術目的で当院紹介となった.
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