特別寄稿
日本初の放射線科医 藤浪剛一と草創期の放射線医学
陣崎 雅弘
1
,
茂松 直之
1
1慶應義塾大学医学部放射線科学教室
pp.1429-1433
発行日 2021年10月25日
Published Date 2021/10/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002566
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藤浪剛一(1880〜1942)は,日本初の放射線科医といわれており,数々の放射線関連学会を創設するなど,日本の放射線医学の発展に大いに貢献した.慶應義塾大学医学部放射線科学教室は,日本初の放射線医学教室として藤浪により開設され,昨年2020年に創立100周年を迎えた.この機会に,過去の文献を参照しながら,X線の発見から放射線医学教室開設までの経緯,日本医学放射線学会の成り立ちなど,放射線医学の草創期を概説してみたい.
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