特集 CT 再入門― 新技術で何がわかる?―
5. Dual energy CTの活用 5 肺塞栓症
田村 全
1
,
山田 祥岳
1
,
陣崎 雅弘
1
1慶應義塾大学医学部放射線科学教室(診断)
キーワード:
急性肺塞栓症
,
慢性血栓塞栓性肺高血圧症
Keyword:
急性肺塞栓症
,
慢性血栓塞栓性肺高血圧症
pp.984-985
発行日 2021年7月25日
Published Date 2021/7/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002416
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肺塞栓症は,胸部領域でdual energy CT(DECT)が最も活用されている疾患である.米国胸部放射線学会が2017年に行った調査では,急性肺塞栓症(acute pulmonary embolism;APE)がDECTの最も一般的な適応であり,慢性血栓塞栓性肺高血圧症(chronic thrombo embolicpulmonary hypertension;CTEPH)において最も有用とされている.
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