特集 関節の解剖を再考する─正常&疾患Case Review─
手関節MRI
堀内 沙矢
1
,
野崎 太希
1
,
二村 昭元
2
,
吉岡 大
3
1聖路加国際病院放射線科
2東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科運動器機能形態学講座
3Department of Radiological Sciences, University of California, Irvine
キーワード:
手関節
,
TFCC
,
MRI
Keyword:
手関節
,
TFCC
,
MRI
pp.73-83
発行日 2020年12月25日
Published Date 2020/12/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002036
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・手関節は多数の関節の組み合わさった複合関節であり,回内外運動や屈曲・伸展・側屈など複雑な運動を担う.
・手関節の画像診断では,小靱帯や腱,三角線維軟骨複合体(TFCC)など微細構造についての解剖学的知識が必要である.
・MRI撮像では,高速スピン・エコー法に脂肪抑制法を併用した高分解能3方向撮像が基本である.
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