連載 リハビリテーション診療に役立つ関節MRIの診かた・第3回
肘・手関節のMRI
松浦 哲也
1
Tetsuya Matsuura
1
1徳島大学病院リハビリテーション部
1Department of Rehabilitation Medicine, Tokushima University Hospital
キーワード:
MRI
,
肘関節
,
手関節
Keyword:
MRI
,
肘関節
,
手関節
pp.659-661
発行日 2024年6月10日
Published Date 2024/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552203145
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はじめに
画像検査にはX線,computed tomography(CT),magnetic resonance imaging(MRI),超音波検査などがあり,肘・手関節疾患に対しても単独あるいは複数の画像検査法で診断が確定され,さらに病期や重症度が判定される.病歴や身体所見から,MRIが診断に有用と判断される場合にMRIを依頼すべきで,漫然と依頼することはできるだけ避けたほうがよい.本稿では,肘・手関節疾患に対するMRIの長所・短所と代表的疾患の所見について述べる.
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