特集 診断を決める!婦人科画像診断のルールブック
子宮筋腫・肉腫のMRI
麻谷 美奈
1
,
布澤 悠磨
1
,
田㟢 章子
2
,
大井 博之
1
,
尾崎 利郎
1
,
古泉 直也
1
,
関 裕史
1
,
石川 浩志
2
1新潟県立がんセンター新潟病院放射線診断科
2新潟大学大学院医歯学総合研究科放射線医学分野
キーワード:
子宮筋腫・肉腫
,
ESUR 筋腫ガイドライン
,
PALM-COEIN system
Keyword:
子宮筋腫・肉腫
,
ESUR 筋腫ガイドライン
,
PALM-COEIN system
pp.1311-1322
発行日 2020年10月25日
Published Date 2020/10/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000001954
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MRIは子宮筋腫・肉腫の診断や治療方針決定のために用いられる.MRIの診断に関して,ESURから筋腫ガイドラインが提唱されており,MRIの適応,検査時の留意点,撮像プロトコール,画像所見の診断テンプレート,鑑別すべき疾患などに言及している.MRIは子宮筋腫の大きさ,局在,分布を正確にマッピングすることができ,治療計画のための一助となる.良悪性の鑑別診断においては,T2強調像,拡散強調像/ADCマップ,ダイナミックMRIをいくつか組み合わせたmultiparametric MRIによる評価が有用である.
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