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子宮内膜症
高濱 潤子
1
1市立東大阪医療センター放射線科
pp.1252-1254
発行日 2020年9月25日
Published Date 2020/9/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000001935
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子宮内膜症は日常ありふれた疾患であり,わが国では1990年代から病変の把握のためにMRI検査が広く臨床に応用されている.卵巣の内膜症性嚢胞のMRI診断はすでに確立されているが,症状と内膜症性嚢胞の大きさや形態に乖離を認めることが多い.その原因は,癒着や腹膜深部に進展する深部内膜症の存在によるものが大きいと考えられる.・深部内膜症のMRIによる分類:その記載法と手術療法へのインパクト・MRIで認められるkissing ovaryを含む卵巣の位置と術中内膜症の重症度との相関・内膜症性嚢胞の脱落膜化とseromucinousborderline tumorのMRIによる鑑別
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