特集 産科領域のCT,MRI update
産褥期子宮のCT,MRI
原田 明典
1
,
扇 和之
1
,
野沢 陽介
1
,
佐藤 英尊
1
,
横手 宏之
1
,
山下 晶祥
1
,
佃 俊二
1
,
西村 潤一
1
1日本赤十字社医療センター放射線科
キーワード:
産褥期
,
子宮復古
,
分娩後合併症
Keyword:
産褥期
,
子宮復古
,
分娩後合併症
pp.711-724
発行日 2019年5月25日
Published Date 2019/5/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000001156
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産褥期の子宮は,復古過程においてダイナミックに変化しながら生理的に縮小するため,その正常像の範囲は広いが,時期により特徴的な形態を示す.本稿では,産褥期子宮の正常経過を概説し,産褥期にCTやMRI 検査が行われる頻度が比較的高い弛緩出血や遺残胎盤,帝王切開後膿瘍などの症例を提示する.
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