ここが知りたい!
画像診断2018年10月号特集「知っておきたいリンパ系の画像診断」
藤井 博史
1
,
曽我 茂義
2
,
井上 政則
3
1国立がん研究センター先端医療開発センター機能診断開発分野
2防衛医科大学校放射線医学講座
3慶應義塾大学医学部放射線科学(診断)
キーワード:
センチネルリンパ節
,
非造影MRL
,
リピオドール
,
リンパ漏
Keyword:
センチネルリンパ節
,
非造影MRL
,
リピオドール
,
リンパ漏
pp.336-338
発行日 2019年2月25日
Published Date 2019/2/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000000982
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欧米では子宮癌の手術時,インドシアニングリーン(ICG)を用いたセンチネルリンパ節の同定が行われつつあると聞きますが,日本での適応はどうなのでしょうか? また,他にどのような癌がよい適応になるのでしょうか?
下肢MRLの相談が臨床医からたまにきます.倫理委員会の承認を得ていないので,やるとすれば非造影MRI(heavyT2)になるのですが,現実的にリンパ管を評価する画像が得られ,診断に有用な症例はどの程度でしょうか? また,非造影MRLに関して,撮像条件などもう少し詳しく教えてください.
第3腰椎レベルのリンパ管が描出されれば注入を終了としていますが,その前にリピオドールが極量まで到達した場合は,どうすればいいでしょうか? また,鼠径リンパ節穿刺は両側性に行わないといけないのでしょうか? ちなみに,リンパ管造影のみでも,リピオドールによる塞栓効果である程度の治療効果は得られるのでしょうか?
リンパ漏を疑った際に,IVRをsuggestする際の具体的な書き方,伝え方(リンパ管造影のみsuggestでもよいかなど)を知りたいです.
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