増刊号 救急診療 好手と悪手
感染症
尿路感染症—診断・治療には総合力が試される!
古谷 賢人
1
,
伊東 直哉
2,3
1伊豆赤十字病院内科
2愛知県がんセンター感染症内科部
3愛知県がんセンター感染対策部感染対策室
キーワード:
脊柱肋骨角叩打痛
,
CVA叩打痛
,
急性腎盂腎炎
,
perinephric fat sign
,
膀胱炎
Keyword:
脊柱肋骨角叩打痛
,
CVA叩打痛
,
急性腎盂腎炎
,
perinephric fat sign
,
膀胱炎
pp.228-230
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227547
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こんな対応は悪手
①CVA叩打痛がないため急性腎盂腎炎を否定する
②細菌尿のみで尿路感染症を診断する
③尿道カテーテルを入れ替えず尿検体を採取する
④CT所見だけで急性腎盂腎炎と診断する
⑤膀胱炎に対してレボフロキサシンを投与する
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