婦人科疾患の鑑別診断のポイント
第5章 妊娠関連 6. 絨毛性疾患(高hCG)の鑑別-分娩後に高hCGが持続する疾患-
君塚 孝雄
1
,
京極 伸介
1
,
尾崎 裕
2
,
桑鶴 良平
3
1順天堂大学医学部附属浦安病院放射線科
2順天堂大学医学部附属練馬病院放射線科
3順天堂大学医学部附属順天堂医院放射線科
キーワード:
侵入奇胎
,
胎盤部トロホブラスト腫瘍
,
PSTT
Keyword:
侵入奇胎
,
胎盤部トロホブラスト腫瘍
,
PSTT
pp.s192-s197
発行日 2017年9月10日
Published Date 2017/9/10
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000000240
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症例1 20歳台.2か月前に胞状奇胎として子宮内容除去術を施行するも,その後もhCG値の上昇が持続していた.絨毛癌診断スコアにより,臨床的侵入奇胎と診断された. 症例2 30歳台,妊娠2回,出産2回.1年間にわたる無月経.血中hCG値は正常であった.
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