特集 臨床工学領域における医療の質・安全管理の実際
経験則・方法論に基づく医療の質・安全管理の実際 ─効果的な医療安全対策の実践手法について─
北野 達也
1,2
1星城大学 経営学部 健康マネジメント系 医療マネジメントコース
2星城大学大学院 健康支援学研究科 医療安全管理学
キーワード:
患者安全
,
Professionalism
,
医療コミュニケーション
,
医学教育
,
KIT-Works®
,
Non-Technical Skills強化
,
医療の質・安全管理体制再構築
,
新臨床評価制度
Keyword:
患者安全
,
Professionalism
,
医療コミュニケーション
,
医学教育
,
KIT-Works®
,
Non-Technical Skills強化
,
医療の質・安全管理体制再構築
,
新臨床評価制度
pp.513-534
発行日 2021年6月25日
Published Date 2021/6/25
DOI https://doi.org/10.15105/CE.0000000994
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
1999年1月11日に発生した,肺(右肺嚢胞壁切除縫縮術)の手術患者と心臓(僧帽弁形成術)の手術患者とを取り違えた手術患者誤認事故を契機として,国民に対する信頼回復のため,「病院等の管理者は,医療の安全を確保するための指針の策定,従業員に対する研修の実施,その他の当該病院,診療所又は助産所における医療の安全を確保するための措置を講じること.」を定めた(医療法第6条の12).本稿では,わが国における医療事故防止の行政施策,医療の質・安全管理の現状と課題,経験則・方法論に基づく医療の質・安全管理の実際,効果的な医療安全対策の実践手法について解説する.
Copyright © 2021, Gakken All rights reserved.