第2特集 敗血症の尾を掴め
序;敗血症診療は「感染症治療だけ」ではない
感染症の診断とトライアングルの構築
-感染症治療の律速段階
山口 裕崇
1
1飯塚病院 総合診療科
pp.74-76
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.15104/th.2026010014
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
若手に限らず,感染症診療を苦手とする医師は珍しくない.ほとんどの診療科は人体構造や専門臓器に秀でていればよいのだが,感染症を診るためには病原微生物のことを知り,それらと戦わねばならない.敗血症のケアバンドルにしても,いち早く「抗菌薬を投与しなさい」の前に,いち早く「感染症診療のトライアングルを構築しなさい」というのが実のところ大前提なのである(図1).

Copyright© 2026 NANZANDO Co.,Ltd. All Rights Reserved.

