特集 抗体医薬入門 基礎編 抗体を知れば,抗体医薬がわかる
抗体の基本知識から抗体医薬の基礎がわかる① 抗体の構造と機能 ─IgGの構造,薬理作用との関わり─
多田 稔
1
,
石井 明子
1
1国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部
pp.1181-1186
発行日 2026年7月5日
Published Date 2026/7/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2026080004
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Key Points
抗体〔免疫グロブリン(Ig)〕は病原体などの抗原に特異的に結合するタンパク質であり,免疫機能において中心的な役割を果たす分子である.
抗体のなかでもIgGが主に抗体医薬品として用いられており,抗原結合特異性が高い,免疫エフェクター機能を発揮する,比較的長い血中半減期を有するなど,医薬品として有用な特性を有している.
抗体医薬品はがんや自己免疫疾患,感染症などの幅広い疾患領域における重要な治療選択肢となっており,新たな構造や機能を有する改変型抗体の実用化も進んでいる.

Copyright © 2026 NANZANDO Co.,Ltd. All Rights Reserved.

