特集 メタボ治療のゲームチェンジャー!? GIP/GLP-1受容体作動薬
聞きたい! スペシャリストの本音─GIP/GLP-1受容体作動薬の可能性と課題⑥ 精神医学分野の視点から
林 果林
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1東邦大学医療センター佐倉病院 メンタルヘルスクリニック
pp.809-813
発行日 2025年4月5日
Published Date 2025/4/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2025050018
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Key Points
肥満症は遺伝的要因に加え,文化的背景の変化・人生早期の食育環境・現時点でのストレス・オベシティスティグマなど多岐にわたる環境的要因が関わる多因子の慢性疾患である.
食行動は心身の恒常性維持に欠かせない行動であり,減量効果が高いということは治療前までの各個人の心身のバランスに変化をもたらすことでもある.
GIP/GLP-1受容体作動薬を含む抗肥満薬の投与に際して,精神科有害事象の可能性を認識し,既存の精神疾患の有無を確認し,投与後の患者の気分や行動の変化に留意することが求められる.

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