特集 加算算定までつなげる! 外来がん治療の「病-薬連携」
第二の薬剤師業務の柱 ─「副作用評価→支持療法薬・用量変更の提案」の基本③ 抗がん薬の減量を考慮すべき状態と用量変更のポイント
菅野 雄太
1
1名古屋セントラル病院 薬剤科
pp.1028-1032
発行日 2024年6月5日
Published Date 2024/6/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2024070012
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Key Points
カペシタビンはCCr 30mL/分未満では投与禁忌であり,フルオロウラシルへ変更を考慮する.
抗がん薬の減量と再開の目安は,副作用症状を有害事象共通用語規準(CTCAE v5.0)にて評価し判断する.
患者が抱える不安解消には,エビデンスを用い説明するとより効果的である.
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