特集 加算算定までつなげる! 外来がん治療の「病-薬連携」
第一の薬剤師業務の柱 ─「アドヒアランス評価」の基本③ アドヒアランス評価の意外な落とし穴
坂本 靖宜
1
,
小泉 宏史
1
,
清水 絢子
1
1横浜市立大学附属病院 薬剤部
pp.1011-1015
発行日 2024年6月5日
Published Date 2024/6/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2024070009
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Key Points
服薬状況の把握と薬剤調整だけではなく,治療効果や副作用状況,患者の思いを総合的に評価することがアドヒアランス評価に必要である.
アドヒアランスは「過少」と「過剰」の2つに大別され,それぞれ「意図的か」それとも「意図的ではないか(非意図的)」に分けられる.
患者の思いからアドヒアランス不良となっている場合には,その原因を探り,患者が理解できるように説明する必要がある.
Copyright © 2024 NANZANDO Co.,Ltd. All Rights Reserved.