特集 主治医として診る高血圧診療
薬物療法
服薬アドヒアランスの評価
宮原 富士子
1
1ケイ薬局
pp.1790-1793
発行日 2016年10月10日
Published Date 2016/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224420
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ポイント
●患者自身の治療への積極的な参加(アドヒアランス)が治療成功の鍵である.
●アドヒアランスの評価には,医薬品の適正使用サイクルの考え方が有用である.
●おくすり手帳や血圧手帳を積極的に活用し,患者アドヒアランスの向上を図る.
●介護サービスを利用している患者においては,適切な服薬が行えるよう,ケアプランを確認する必要がある.
●かかりつけ薬剤師,健康サポート薬局という新しい制度,地域包括ケアの考え方を高血圧治療における疾病の重症化防止に活用することにより,地域全体の質の向上につながる.
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