特集 みるみるわかる 眼とくすり 点眼剤から,眼科の副作用をまとめました
見てわかる眼のしくみ② 「見える」がわかる! ─近視,遠視,乱視のしくみも添えて─
永瀬 大輔
1
1鳥取大学医学部 視覚病態学分野
pp.1234-1237
発行日 2023年6月5日
Published Date 2023/6/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2023070007
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Key Points
❶物が見えるしくみについて理解する
・眼球はカメラ,視神経はケーブル,脳はコンピュータであると考える.
・2つのレンズ(角膜と水晶体)で屈折させられた光がスクリーン(網膜)上で結像する.
・調節能.
・視覚情報が大脳に伝達され処理されることで物の形や色を認識する.
❷物の見えにくさに影響するものについて理解する
・眼球内の光の通り道(角膜,房水,水晶体,硝子体)の不透明化(代表として白内障).
・屈折異常(近視,遠視,乱視).
・網膜の障害(網膜症,変性,炎症など),大脳の障害(脳卒中,脳腫瘍,外傷など).
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