特集 「がん治療継続」サポートの柱になる
がん治療の継続をサポートする 薬剤師もできること・薬剤師だからできること 抗がん注射剤をベッドサイドでチェックする 血管外漏出への対応
志村 裕介
1
,
菅 幸生
1金沢大学附属病院 薬剤部
キーワード:
危険因子
,
抗腫瘍剤
,
腫瘍
,
静脈炎
,
鑑別診断
,
診断物質と治療物質の遊出
,
薬剤師
,
病院薬局業務
,
チーム医療
,
Anthracyclines
,
Dexrazoxane
,
静脈内注入
,
注射剤
,
ベッドサイド
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Diagnosis, Differential
,
Infusions, Intravenous
,
Anthracyclines
,
Patient Care Team
,
Pharmacists
,
Pharmacy Service, Hospital
,
Phlebitis
,
Extravasation of Diagnostic and Therapeutic Materials
,
Neoplasms
,
Risk Factors
,
Dexrazoxane
pp.3363-3369
発行日 2021年11月5日
Published Date 2021/11/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2022030336
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<Key Points>◎抗がん薬の血管外漏出のリスクファクター、症状について理解する。◎抗がん薬の組織障害性による分類(壊死性抗がん薬、炎症性抗がん薬、非壊死性抗がん薬)を把握する。◎抗がん薬投与時の注意点・予防策を理解し、ベッドサイドで活用する。◎抗がん薬の血管外漏出時の症状と対応を理解し、発現時に迅速かつ適切に対応する。◎アントラサイクリン系抗がん薬の血管外漏出時は、デクスラゾキサンの使用を考慮する。◎抗がん薬血管外漏出時におけるチーム医療のなかの薬剤師、院内体制整備の重要性を理解する。
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