特集 Evidence Update 2021 最新の薬物治療のエビデンスを付加的に利用する
エキスパートが注目する最新エビデンスをアップデート! 抗不整脈薬
梶間 勇樹
1
,
高井 靖
1三重ハートセンター
キーワード:
Bepridil
,
抗不整脈剤
,
心不全
,
心房細動
,
生活の質
,
Evidence-Based Medicine
,
カテーテルアブレーション
,
診療ガイドライン
,
Ivabradine
Keyword:
Evidence-Based Medicine
,
Atrial Fibrillation
,
Anti-Arrhythmia Agents
,
Bepridil
,
Heart Failure
,
Catheter Ablation
,
Practice Guidelines as Topic
,
Ivabradine
,
Quality of Life
pp.35-38
発行日 2021年1月5日
Published Date 2021/1/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2021106220
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<Key Points>◎不整脈薬物治療ガイドライン(2020年改訂版)が発表され、心拍数調節療法の基準の見直し、心房細動の再発予防に対する治療戦略の見直しが行われた。◎HCNチャネル阻害薬であるイバブラジンの心不全患者の左室拡張能・運動不耐性・QOLについての効果が示された。◎持続性心房細動に対するクライオバルーンアブレーション(CBA)の術前にベプリジルを投与して洞調律復帰させることで、電気的リバースリモデリングを促進し、CBA術後の臨床成績を向上させる可能性が示された。◎心房細動患者に対して、早期にアブレーションを含む洞調律維持療法を行うことの有効性が示された。
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