特集 Evidence Update 2020 最新の薬物治療のエビデンスを付加的に利用する
エキスパートが注目する最新エビデンスをアップデート! 救急・集中治療
高木 奏
1
,
前田 幹広
1聖マリアンナ医科大学病院 薬剤部
キーワード:
ICU
,
呼吸窮迫症候群-急性
,
死亡率
,
人工呼吸器
,
陽圧呼吸
,
救急治療
,
クリティカルケア
,
診療ガイドライン
,
Dexmedetomidine
,
Cisatracurium Besilate
Keyword:
Critical Care
,
Intensive Care Units
,
Mortality
,
Respiratory Distress Syndrome
,
Practice Guidelines as Topic
,
Positive-Pressure Respiration
,
Emergency Treatment
,
Ventilators, Mechanical
,
Dexmedetomidine
,
Cisatracurium
pp.201-204
発行日 2020年1月5日
Published Date 2020/1/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2020106316
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<Key Points>◎人工呼吸器管理を有する成人患者の鎮静薬に関して、現状すべての患者に適用できる第一選択薬はない。◎今回、デクスメデトミジンの第一選択としての投与は、90日全死亡率を低下させず、せん妄や人工呼吸器使用期間も短縮させないことが示唆された。◎中等度~重度の急性呼吸窮迫症候群患者において、早期の深鎮静および筋弛緩薬の持続投与は、浅鎮静と比較し、90日全死亡率を低下させないことが示された。
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