特集 Evidence Update 2020 最新の薬物治療のエビデンスを付加的に利用する
エキスパートが注目する最新エビデンスをアップデート! 経静脈栄養
東 敬一朗
1
1浅ノ川総合病院 薬剤部
キーワード:
Branched-Chain Amino Acids
,
Essential Amino Acids
,
栄養評価
,
静脈栄養
,
病院薬局業務
,
骨格筋
,
重症度指標
,
診療ガイドライン
,
臨床薬学情報システム
,
オーダーメイド医療
,
栄養失調
,
乳清タンパク質
,
筋量
Keyword:
Nutrition Assessment
,
Whey Proteins
,
Severity of Illness Index
,
Clinical Pharmacy Information Systems
,
Muscle, Skeletal
,
Practice Guidelines as Topic
,
Parenteral Nutrition
,
Pharmacy Service, Hospital
,
Amino Acids, Branched-Chain
,
Amino Acids, Essential
,
Precision Medicine
,
Malnutrition
pp.195-200
発行日 2020年1月5日
Published Date 2020/1/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2020106315
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<Key Points>◎骨格筋量増加に適したアミノ酸組成はホエイタンパクのそれに近いが、総合アミノ酸製剤のアミノ酸組成も十分適していると考えられる。◎問題はアミノ酸投与量であり、現在臨床で見かけるものの中には十分量のアミノ酸が投与されていない例が散見される。◎経静脈栄養組成に薬剤師が積極的に関わることで、患者個々に適した経静脈栄養管理が可能となる。◎薬剤師によって個別化され、十分にコントロールされた経静脈栄養は医療全体に良いアウトカムをもたらす。◎世界の栄養関連学会が合同で世界共通の低栄養診断基準であるGLIM基準を策定し、公開された。
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