特集 Evidence Update 2020 最新の薬物治療のエビデンスを付加的に利用する
エキスパートが注目する最新エビデンスをアップデート! がん支持療法
藤堂 真紀
1
1埼玉医科大学国際医療センター 薬剤部
キーワード:
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患者教育
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自己管理
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術後管理
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腫瘍
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医療情報アプリケーション
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チーム医療
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携帯情報端末
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外来診療
,
患者報告アウトカムの判定
Keyword:
Medical Informatics Applications
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Feedback
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Patient Reported Outcome Measures
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Patient Care Team
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Postoperative Care
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Patient Education as Topic
,
Neoplasms
,
Self Care
,
Ambulatory Care
,
Computers, Handheld
pp.190-193
発行日 2020年1月5日
Published Date 2020/1/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2020106314
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<Key Points>◎患者が直接報告するアウトカムであるpatient-reported outcome(PRO)が重要視されている。◎データ管理が可能なelectronic PRO(ePRO)を用いる取り組みも進んでいる。◎乳癌化学療法患者における既存の報告に加えて、ePROをがん患者の術後外来フォローアップに対して用いたRCTのプロトコルの紹介である。◎比較試験の一群は、患者からアラートメッセージを受け取った際に医療者チームが随時患者対応するシステムであり、もう一方の群は、患者主導型のシステムであり、アラートのレベルに応じて医療機関に連絡が必要かどうかをアプリケーションが知らせ、患者自身が電話連絡するシステムである。
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