特集 助産婦生活第1報
座談会
現場での1年をふり返って
浜田 静枝
1
,
市川 英子
2
,
藤原 みゆき
3
,
成田 由美
4
,
加賀谷 和子
5
1横浜市大口病院
2日本赤十字産院
3東京大学付属病院
4東京医科大学付属病院
5大蔵病院付属助産婦学校
pp.20-29
発行日 1972年2月1日
Published Date 1972/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204307
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何をいちばん学んだか
加賀谷 助産婦学校を卒業して1年(あるいは2年)間働いてみて,ふり返ってということで,勤めてみるとこういうふうな不安,あるいは悩みをもった。あるいはこういう不幸なケースに出会ってこんなことを考えさせられた。というようなことを通してたくさん話し合った中で助産婦として自分が生きていく場合にこれからどういう仕事をしたらいいのか,あるいは,しなければいけないというふうに感ずることとか,いま勉強している人たちにどういうことを押えていったらいいかというようなことでお話し合いをしていただきたいと思います。
まず成田さんは東大を卒業されて深谷(埼玉県)の個人病院のほうに行かれたということですけれども,そこを選ばれた理由というんでしょうか,動機というんでしょうか,そんなところからお話しいただけたらと思うんですが。
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