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緊急レポート:COVID-19災害プロジェクト
COVID-19パンデミックと真の感染看護
COVID-19 pandemic and true infection nursing
三橋 睦子
1
Mutsuko Mihashi
1
1久留米大学
キーワード:
COVID-19パンデミック
,
感染看護
,
フローレンス ナイチンゲール
,
COVID-19Pandemic
,
Infection nursing
,
Florrence Nightingale
Keyword:
COVID-19パンデミック
,
感染看護
,
フローレンス ナイチンゲール
,
COVID-19Pandemic
,
Infection nursing
,
Florrence Nightingale
pp.116-120
発行日 2020年12月31日
Published Date 2020/12/31
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200547
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はじめに
過去の歴史を振り返ると、ある時代には必ずその時代を特徴づける疫病(感染症)が存在している。その時代を生きた人々にとって、自分たちが直面した感染症は逃れられないものであり、猖獗を極めある者は死にある者は生き残り、命の連鎖が文化や社会を変化させ歴史となっていく。
2019年11月中国武漢から発生した新型コロナウイルス感染症は、翌年3月11日WHOがパンデミック(世界的な大流行)に至っているとの認識を示した。この時点での累計患者数は世界で11万8,381人、死亡例は4,292人で あった。コロナ禍のいま、この大きな危機(災害)を乗り越え共生するために、近代看護学の祖ナイチンゲールの「看護覚書(1860)」および感染症の歴史を通して、改めて真の感染看護を考える。
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