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緊急レポート
茨城先遣隊 令和元年台風第19号における茨城県での先遣隊活動報告
Advance research unit sent to Ibaraki Report from the activity for 2019 Typhoon Hagibis
西上 あゆみ
1,2
,
舎利倉 幸香
1,3
Ayumi Nishigami
1,2
,
Sachika Sharikura
1,3
1日本災害看護学会
2藍野大学
3昭和大学病院
キーワード:
令和元年台風第19号
,
先遣隊調査
,
茨城県
Keyword:
令和元年台風第19号
,
先遣隊調査
,
茨城県
pp.140-144
発行日 2019年12月31日
Published Date 2019/12/31
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200523
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1.はじめに
令和元年10月12日から13日未明にかけて、台風19号が日本列島を直撃した。災害看護学会より茨城県を中心とした派遣要請があり、先遣隊として現地の調査活動を実施した。調査では栃木県那須烏山市、茨城県水戸市、常陸大宮市、久慈郡大子町を訪問したが、とくに調査の中心となった大子町について報告する。大子町は、総人口16224名、総世帯数6514世帯で65歳以上の高齢者割合は45.6%(茨城県,2019)、県北に位置し、山間を流れる急流河川が複数存在する。人的被害も発生し、家屋の被害も甚大で、多くの被災者が厳しい環境下での生活再建を余儀なくされている状況であった。
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