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【巻頭言】
学会誌創刊号の発刊に際してのご挨拶
A Brief Review of Disaster Nursing Trends and Future Directions of The Japan Society of Disaster Narsing
南 裕子
1,2
Hiroko Minami
1,2
1日本災害看護学会
2兵庫県立看護大学
pp.1-3
発行日 1999年7月19日
Published Date 1999/7/19
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200360
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- Abstract 文献概要
日本災害看護学会は、「災害看護学の知識や実践の体系化をはかり、災害看護学の発展を通して、人々の生活と健康に寄与すること」を目的として、1998年12月13日に神戸の地で発会したばかりの学会でありますが、この度学会の基幹的活動である学会誌の創刊号が発刊されることになりました。ここにいたるまでには、編集委員の方々や関係者の方々の様々な苦心がありました。学会誌の名称や体裁、編集委員会規定や投稿規定などを起案するという学会誌立ち上げの初期の仕事はもとより、本学会誌をどのようなものにすべきかの今後の方針を模索するという重要な仕事があったからであります。何事も始まりが大切であり、本学会がこのように早く学会誌を発刊できるようになったことはまことに喜ばしいことであると思います。関係諸氏のご努力に敬意を表するとともに、今後は会員諸氏はもとより多くの方々の忌憚ないご意見をいただきながら、さらに良い学会誌として成長することを祈念するばかりであります。
この記念すべき創刊号の発刊に際して、本学会理事長として、災害看護学の現時点までの歴史的背景の概観と本学会を発会した経緯、および本学会の特徴と今後の課題について若干触れることでご挨拶に代えたいと思います。
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