Japanese
English
特集 第41回 脳のシンポジウム
ご挨拶
Opening address
金澤 一郎
1
Ichiro Kanazawa
1
1国立精神・神経センター
1National Institute of Neuroscience
pp.829-831
発行日 2006年12月10日
Published Date 2006/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431100402
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
上州の空っ風とは,こういうものを言うのか。そんな思いが多少実感された2月18日と19日の両日,群馬大学医学部の刀城会館で,第41回「脳のシンポジウム」が行われた。神経内科の岡本幸市教授が今回の世話人であり,何かとお忙しいなかを快くお引き受けいただいたことに心からお礼申し上げたい。
これまでの「脳のシンポジウム」では,会が終わると,内容はすばらしいが,出席者が少ないのはもったいない,という感想がいつも聞かれるのであって,今年もまた同じだろうか,と思っていたところ,今年は大いに違っていた。やや長い会場の後ろの椅子席が,始まる寸前から学生さん達でいっぱいであった。実は,これは岡本教授のマジックであって,土曜,日曜ではあるけれども授業と同等の扱いにして,出席をとることにされたのだそうである。「人が多いことは良いこと」であって,豊かな気持ちでシンポジウムを開始することができたのは,大変嬉しいことであった。
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.