学会誌のリニューアルと英文誌創刊の進捗について

　本学会誌は2016年1月（Vol. 53 No. 1）より，大幅にリニューアルされます．

　1964年の創刊以来，本学会誌は着実に歴史を重ね，リハビリテーション（以下，リハ）医学の最先端の研究業績の発信の場として発展を遂げて参りました．歴代編集委員長を始め，多くの学会関係者のご努力の賜物と思います．一方で，会員数の増加とともに印刷費や発送費などコストも増大し続けたため，今後の財政基盤をより確固たるものにするために，2013年に「刊行物在り方検討委員会」が立ち上がりました．委員会で議論を重ねた結果，コスト対策だけで事業を縮小させるのではなく，徹底的にコストを見直しながら，抜本的改革を行う方針が決定されました．具体的には，これまで分散していた編集，印刷，発送，販売を一括して行う外部委託業者の入札による選定，お知らせやまとめの完全オンライン化，企画記事や連載記事の充実，リハニュースの統合，コンテンツのすべてをオンラインでも閲覧可能にすることなどです．