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委員会報告
シンポジウム報告 第30回日本がん看護学会学術集会国際活動委員会—米国がん医療で実働した日本人NP,緩和ケア医師に聞くチーム医療
A Report of the International Activity Committee Symposium at the 30th Annual Conference of the Japanese Society of Cancer Nursing:Team Medicine in Oncology from the Perspective of Japanese Nurse Practitioner and Palliative Care Physician who Worked in the U.S.
鈴木 美穂
1
,
内布 敦子
2
,
吉岡 さおり
1
,
小池 万理子
1
,
江藤 美和子
1
,
荒尾 晴惠
3
Miho Suzuki
1
,
Atsuko Uchinuno
2
,
Saori Yoshioka
1
,
Mariko Koike
1
,
Miwako Eto
1
,
Harue Arao
3
1日本がん看護学会平成27年度国際活動委員会 委員
2日本がん看護学会平成27年度国際活動委員会 副委員長
3日本がん看護学会平成27年度国際活動委員会 委員長
pp.107-109
発行日 2016年9月25日
Published Date 2016/9/25
- 販売していません
- Abstract 文献概要
Ⅰ.はじめに
国際活動委員会では第30回日本がん看護学会学術集会2日目,2016年2月21日(日)10:10〜11:10に「米国がん医療で実働した日本人NP,緩和ケア医師に聞くチーム医療」と題した国際交流シンポジウムを開催した.シンポジウムの主旨は,チーム医療という点でわが国より先に進んでいる印象のある米国で実際にがんのチーム医療を体験した医師と看護師にその経験を聴き,米国が積み上げてきた歴史の中からわが国のがん医療におけるチーム構築の方向性,とりわけ看護の役割の取り方を鑑みるというものであった.本シンポジウムはおもなターゲットを日本のがん医療の中で看護のリーダーとして働く看護師,専門看護師,認定看護師として企画した.正確な参加者数は把握しなかったが,会場収容人数と空席状況から推察すると,例年を上回る約180名の参加者があり,日本のがん看護において非常に関心の高いテーマであったと振り返る.
本稿では,シンポジストのプレゼンテーション内容の概略とディスカッションの総括,そして事後アンケートの集計結果の報告をする.
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