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委員会報告
EBN実践スキル「エキスパートナース育成事業」報告—遺伝性がん患者のケアをデザインする
A Report on the Evidence Based Nursing Practice Skills “Education Project to the Expert Nurse” from 2013 to 2014:Design the Care of Hereditary Cancer Patients
田墨 惠子
1,3
,
藤田 佐和
1
,
中村 喜美子
1
,
成松 恵
1
,
橋口 周子
1
,
村木 明美
1
,
村上 好恵
,
渡邊 知映
,
大市 三鈴
,
小松 浩子
2
Keiko Tazumi
1,3
1平成25〜26年度日本がん看護学会教育・研究活動委員会
2平成25〜26年度日本がん看護学会
3大阪大学医学部附属病院看護部
pp.105-108
発行日 2015年9月25日
Published Date 2015/9/25
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
Ⅰ.はじめに
国のがん対策の取り組みに看護が貢献するためには,がん看護実践の質の向上が不可欠であり,実践能力の向上を図るための教育を広く看護師に提供することは,日本がん看護学会教育・研究活動委員会の活動目的のひとつでもある.委員会では,平成19〜24年の6年間,学術集会会期中のプログラムとして,CNS・CNを対象とした企画を行い,この目的を達成してきた経緯がある1)2).平成26,27年度の学術集会では,トピックス的で困難性の高い話題である遺伝がん看護をとりあげ,一部参加型プログラムを用いて,CNS・CNに関わらず,広くがん看護のエキスパートナースの育成を目的とした事業を行った.学会として,専門性の高い教育を提供するため,本事業の委員は,委員会CNSおよび,SIG遺伝がん看護代表者,SIG乳がん看護とSIG-CNSの推薦を受けた実行委員とで構成した.委員それぞれの専門的視点を活かして行った,本事業について報告する.
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