【DLN事例報告】
1(看護実践)若年性アルツハイマー型認知症を発症した患者への看護介入
赤松 久美
1
1松和会望星大根クリニック
pp.109-111
発行日 2016年11月15日
Published Date 2016/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003200082
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Ⅰ.はじめに
透析患者は認知症罹病率が高いといわれており,透析療法を受ける過程のなかで認知症を発症することも珍しくない.今回,維持透析中に若年性アルツハイマー型認知症の診断を受けた患者の事例を経験した.短期間に病状が進行していくなかで,安全安楽に透析ができるよう看護実践してきた過程を振り返り,介入のあり方について検討したので報告する.
なお,公表にあたり個人が特定されないよう配慮した.また本人が転院し,家族と連絡をとることも困難なため,施設の倫理審査において公表の承認を得た.
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