第14回日本糖尿病教育・看護学会学術集会報告 ●シンポジウム2
糖尿病看護に質的変化をもたらすケア
外来看護でできること
松永 京子
1
Kyoko Matsunaga
1
1産業医科大学病院 看護部
1University of Occupational and Environmental Health
pp.92-93
発行日 2010年3月26日
Published Date 2010/3/26
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はじめに
近年,高齢化社会,医療技術の急激な進歩,在院日数の短縮化などにより外来患者の重症化が生じている.このような現状において外来看護師には,外来受診時の限られた時間に良質で有益なより専門性の高い看護ケアの提供が求められている.
今回のテーマにおいて,私自身が現在携わっている大規模臨床研究「2型糖尿病患者を対象とした血管合併症抑制のための強化療法と従来治療とのランダム化比較試験(J-DOIT3)」での看護実践から外来看護における質的変化をもたらすケアについて考える.
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