第9回日本糖尿病教育・看護学会学術集会報告 ●シンポジウム
家族の力を活かし,ともにあゆむ支援を実践するために
小野 ツルコ
1
,
上杉 直美
2
Tsuruko Ono
1
,
Naomi Uesugi
2
1岡山県立大学保健福祉学部
2愛媛県立今治病院
1Faculty of Health and Welfare Science, Okayama Prefectural University
2Ehime Prefectural Imabari Hospital
pp.62
発行日 2005年3月15日
Published Date 2005/3/15
- 有料閲覧
- 文献概要
今学会のテーマである「家族とともにあゆむ糖尿病療養支援」を受けて,シンポジウムでは「家族の力を活かし,ともにあゆむ支援を実践するために」というテーマで,4人のシンポジストと1人の指定発言者の方に発言していただいた.
糖尿病はいったん発症すると生涯にわたる血糖コントロールが必要であり,その治療は当事者自身の自己管理にゆだねられる部分の大きい疾患である.特に日常生活の中核ともいうべき食生活や運動生活を調整しなければならず,どの発達段階の患者も家族の協力や支えがなくてはならない.そこでシンポジウムを療養者のライスステージに沿った視点を横軸に,糖尿病者の支援のあり方の視点を縦軸に2つの視点から討論できるように考えて企画した.
Copyright © 2005, Japan Academy of Diabetes Education and Nursing. All rights reserved.