◆特集 特別支援教育に生かす作業療法の理念と成果—つながる意味と作業療法の可能性
児,教師,母親,作業療法士をつなぐトータルコンタクトクッション—特別支援教育の先駆けとして
舟橋 吉美
1,2
,
辛島 千恵子
3,4
1名古屋市北部地域療育センター
2名古屋大学大学院医学系研究科 前期課程
3名古屋大学医学部保健学科
4名古屋大学大学院医学系研究科
pp.504-509
発行日 2009年10月15日
Published Date 2009/10/15
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はじめに
報告者の所属する名古屋市北部地域療育センター(以下,センター)は,平成15年に名古屋市内で3番目の療育センターとして開設された.発達相談,診療事業に加え,開設当初より地域との連携事業として保育園・学校等への巡回訪問を積極的に行ってきている.本報告は,センターの事業の一環として作業療法士(以下,OT.報告者を指す)が,センターを利用している児の通う学校での行動改善に向けて取り組んだ.また同時に,平成20年度より名古屋市において特別支援教育専門家チームが始動する先駆けとなったので報告する.
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