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◆特集 作業を使う
生き方改革:“挑戦”への“応戦”の人生—“意味への意志”と手を通しての“傾聴”作業から
Reorganization of Life Style : "Fight Back" against "the Challenge"
澤 俊二
1
Shunji Sawa
1
1慶応義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター
1Keio University Tsukigase Rehabilitation Center
キーワード:
生き方改革
,
意味への意志
,
傾聴
Keyword:
生き方改革
,
意味への意志
,
傾聴
pp.35-41
発行日 1995年2月15日
Published Date 1995/2/15
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要旨:作業療法士は,患者の手を通して対話をし,多くのことを感じ,考え,その方の生き様に関わっていく特異な職種である.提供する適切な人間作業が,患者の自己実現に向かい,生き方を改革するにいたると仮定すれば,そこには,患者の生き方の質を作業療法士自身が知る視点が要求される.今回,V.E.フランクルの「意味への意志」の3つの価値,すなわち,創造価値・体験価値・態度価値から見る視点を,3事例をとおして検討をした.彼らに関わる作業療法士の態度は,患者の手を通しての“傾聴”作業をする柔軟な態度であり,そして,作業療法士自身の,患者の生き方に感動する柔軟な生き方改革が望まれることがわかった.
Copyright © 1995, Japanese Association of Occupational Therapists. All rights reserved.