Japanese
English
◆ケーススタディ
熱傷に対する装具療法
Orthotic Management of A Burn Patient
本多 佐代子
1
,
徳永 英世
1
,
木永 ゆみ
1
,
福本 和仁
1
,
山鹿 真紀夫
1
Sayoko Honda
1
,
Eisei Tokunaga
1
,
Yumi Kinaga
1
,
Kazuhito Fukumoto
1
,
Makio Yamaga
1
1熊本大学医学部附属病院
1Kumamoto University Hospital
キーワード:
熱傷
,
装具療法
Keyword:
熱傷
,
装具療法
pp.301-306
発行日 1990年10月15日
Published Date 1990/10/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- サイト内被引用 Cited by
要旨:当院にて熱傷の装具療法を行ったものの内,比較的長期に渡り,追跡調査のできた6歳の女児に関する経験をまとめ,考察を加えた.亜急性期より慢性期を通してのスプリント装着及び肥厚性療痕に対するガーメント装着は,関節可動域の改善や皮膚の美容的改善をもたらし有効であった.装具療法の問題点としては,1.皮膚成熟度と装着期間,2.疹痛と掻痒感,3.装具製作技法.4.装具の材質,5.患者及び家族の受け入れに関することが挙げられた.本症例では,患児及び家族がリハビリテーションアプローチに積極的かつ協力的であった為に,装具療法が効果的に行えたと言える.
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