Japanese
English
臨床経験
滑膜切除術を施したRA手関節の経時的追究
Follow-up study of rheumatoid wrist after synovectomy
牧野 正晴
1
,
東條 猛
1
,
村沢 章
1
,
羽生 忠正
1
Masaharu MAKINO
1
1新潟大学医学部整形外科学教室
1Dept. of orthop. surg., Niigata university school of medicine
キーワード:
RA
,
RA wrist
,
レントゲン像
,
roentgenogram
,
尺側移動
,
ulnarward slipping
,
ROM
,
ADL
Keyword:
RA
,
RA wrist
,
レントゲン像
,
roentgenogram
,
尺側移動
,
ulnarward slipping
,
ROM
,
ADL
pp.773-779
発行日 1980年8月25日
Published Date 1980/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906183
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はじめに
慢性関節リウマチ(以下RA)において,手関節が侵される頻度は高く日常生活動作(以下ADL)の障害を訴える患者は少なくない.このような患者に対して薬物療法を中心として,副子による固定,時にはステロイド剤の関節内注入等が行われた.それでも疼痛,関節の腫脹が続き,発症後半年以上経過している例に対して手術の適応ありと判断して手関節の滑膜切除術が行われてきた.この度我々は滑膜切除術後の経過について調査し,その一部は著者の一人である東条が第6回リウマチ外科研究会に発表したが,その後さらにレ線像の分析から若干の知見を得たので報告する.
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