JARM NEWS【REPORT】
第13回日本経カテーテル心臓弁治療学会学術集会/第10回日本ボツリヌス治療学会学術大会
中馬 孝容
2
,
広報委員会
1
1日本リハビリテーション医学会
2滋賀県立総合病院リハビリテーション科
pp.1125
発行日 2023年12月18日
Published Date 2023/12/18
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- 文献概要
第13回日本経カテーテル心臓弁治療学会は2023年7月28日(金)・29日(土)の2日間,虎ノ門ヒルズフォーラムで開催されました.会長は内科系が帝京大学医学部附属病院循環器内科の渡邊雄介教授,外科系が帝京大学医学部附属病院心臓血管外科の今水流智浩教授.内科系と外科系にそれぞれ会長を立てて実施するのがこの学会の特徴だそうで,会員数は1,100人超.虎ノ門ヒルズのコンパクトな会場には若手の医師もたくさん集い,経カテーテル心臓弁治療の最新知見と技術を習得し,循環器内科と心臓血管外科の「ハートチーム」で治療を進めようとする意気込みが会場の熱気となっていました.特に難易度の高い経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)の実施医をめざすために研鑽を積もうとする医師を対象にライブ手術のワークショップが多く,食い入るように中継画面を見ながら質問やディスカッションをする様子が特に印象的でした.最新の経カテーテル心臓弁手術の流れを知っておくと,その後のリハビリテーション治療に役立つと思いますので,本医学会の学術集会などでもプログラムがあれば見識が広がり,刺激となって新しい研究に結びつくように感じました.
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