Japanese
English
特集 脳損傷後の神経可塑性変化Up To Date
5 下肢機能における神経可塑性変化
Neural Plasticity for Improvement of Lower Limbs Function
大畑 光司
1,2
Koji Ohata
1,2
1北陸大学医療保健学部理学療法学科
2北陸大学健康未来社会実装センター
キーワード:
神経学的代償
,
行動学的回復
,
行動学的代償
,
下肢機能
,
ニューロモデュレーション
Keyword:
神経学的代償
,
行動学的回復
,
行動学的代償
,
下肢機能
,
ニューロモデュレーション
pp.773-779
発行日 2023年9月18日
Published Date 2023/9/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 脳損傷後の下肢機能に対する神経可塑性は上肢と比較して不明瞭なことが多い.その理由の1つとして,機能回復に関連する可塑的変化が皮質,皮質下を通じて広範に生じている可能性があることが考えられる.交差する外側皮質脊髄路だけでなく,交差しない皮質脊髄路や網様体脊髄路,脊髄固有路などが下肢機能に対して影響を与えると推察されるが,いまだ詳細についてはわかっていない.神経学的な代償である神経可塑性を利用して行動学的な回復を促すためには,可塑的変化のメカニズムを知っておく必要がある.
Copyright © 2023, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.