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特集 臨床現場からの研究発信—観察データをどう活かすか—
8 新たな評価法の統計—感度・特異度・ROC曲線など
Statistics for the Perfromance of Diagnositc and Assessment Tests : Sensitivity, Specificity and ROC Curve
野嶌 一平
1
,
野口 泰司
2
Ippei Nojima
1
,
Taiji Noguchi
2
1信州大学医学部保健学科
2国立長寿医療研究センター老年学・社会科学研究センター
キーワード:
感度
,
特異度
,
ROC曲線
,
AUC
,
カットオフ値
Keyword:
感度
,
特異度
,
ROC曲線
,
AUC
,
カットオフ値
pp.1125-1130
発行日 2022年11月18日
Published Date 2022/11/18
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- 参考文献 Reference
要旨 再生医療や情報工学の技術的進展に伴い,リハビリテーション医療も新たなフェーズに入ってきているように感じられる.新しい治療戦略が臨床に提案された場合,その治療の有用性を臨床データにより統計学的に検証することは非常に重要である.その基本的な統計手法として,感度・特異度やROC曲線を使った検討は臨床的に,非常に有用な手法であると考える.本稿では,感度・特異度の基礎的な概念から算出方法までを説明するとともに,これらの指標を視覚化する方法であるROC曲線を紹介する.またROC曲線については,Rを使った簡単な再現が可能となるよう,サンプルデータとコードを添付する.
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