- 文献概要
1997年の臓器移植法施行により,本人と家族の承諾のもと,脳死下臓器移植が可能となった.2010年に,家族のみの承諾でも臓器提供が可能となり,近年臓器移植の数が増加している.大学病院では周術期の移植患者に対するリハビリテーション治療が積極的に行われているが,患者数の増加に伴い,他疾患に対する入院・外来でのリハビリテーション治療や介護保険でのリハビリテーション訓練の必要性が増加すると思われる.今回の特集では,それぞれの分野を牽引されている先生方に,周術期のみならず,生活期での注意点も解説していただいた.
▷ 担当:井口はるひ,企画:国内誌編集委員会
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