Japanese
English
特集 リハビリテーション治療に活かす非侵襲的神経刺激法 Up-To-Date
7 Paired associative stimulation
Paired Associative Stimulation
宇内 景
1
,
川上 途行
2
Kei Unai
1
,
Michiyuki Kawakami
2
1国立病院機構村山医療センター
2慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
キーワード:
脳可塑性
,
paired associative stimulation
,
PAS
,
spike timing-dependent plasticity
,
STDP
,
連合性シナプス長期増強
,
長期抑制
,
LTP
,
LTD
Keyword:
脳可塑性
,
paired associative stimulation
,
PAS
,
spike timing-dependent plasticity
,
STDP
,
連合性シナプス長期増強
,
長期抑制
,
LTP
,
LTD
pp.490-495
発行日 2022年5月18日
Published Date 2022/5/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 非侵襲的に脳可塑性を誘導する手法である経頭蓋磁気刺激の1つであるpaired associative stimulation(PAS)は,末梢刺激部位とその中枢皮質への伝達にかかる時間にあわせて皮質への磁気刺激を行うことにより,当該脳部位の活動電位を増強/抑制し,脳可塑性を誘導する.初めてヒトへの応用が紹介された初期には一次運動野,感覚野への刺激に限られていたが,現在はそのターゲット部位は多様化し,診断・評価に応用されつつある.刺激間間隔,プライミングとなる条件を調整することにより,今後はリハビリテーション治療への応用が期待されている.
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