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特集 リハビリテーション医療と安全管理
2 リハビリテーション医療における安全管理
Patient Safety in Rehabilitation Medicine
宮越 浩一
1
Koichi Miyakoshi
1
1亀田総合病院リハビリテーション科
キーワード:
リハビリテーション医療
,
安全管理
,
ガイドライン
,
システム構築
,
チーム医療
Keyword:
リハビリテーション医療
,
安全管理
,
ガイドライン
,
システム構築
,
チーム医療
pp.242-246
発行日 2021年3月18日
Published Date 2021/3/18
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- 参考文献 Reference
要旨 リハビリテーション診療は有害事象発生のリスクがあり,それにより治療成績は不良となる.関連する有害事象としては,合併症,事故,医療関連感染が挙げられる.有害事象の発生予防,有害事象発生時の影響を最小限とする対応,再発予防が必要といえる.ここで最も重要なことは,有害事象の発生予防である.しかし,有害事象の発生を恐れるあまり,積極的なリハビリテーション治療ができなければ機能改善が不十分となり,治療成績は悪化するという結果となる.そのため,これらの益と害のバランスを考慮したリハビリテーション治療計画が必要となる.安全に効果的なリハビリテーション治療を進めるためには,リハビリテーション科専門医と療法士の密な連携が重要である.
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