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特集 リハビリテーション医学における歩行分析とその臨床応用
8 歩行分析はどのように役立つか 3:理学療法士の観点から—脳卒中
Clinical Usefulness of Gait Analysis in Patients with Hemiparesis : From the Viewpoint of Physiotherapist
阿部 浩明
1
Hiroaki Abe
1
1一般財団法人広南会広南病院リハビリテーション科
キーワード:
肉眼的歩行分析
,
長下肢装具
,
表面筋電図
,
三次元動作解析装置
,
gait judge
Keyword:
肉眼的歩行分析
,
長下肢装具
,
表面筋電図
,
三次元動作解析装置
,
gait judge
pp.166-171
発行日 2021年2月18日
Published Date 2021/2/18
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- 参考文献 Reference
要旨 歩行障害に対するアプローチは日常的に実施されており,状態の把握,治療方針の決定,経過の観察,目標の設定において歩行分析は必要不可欠である.さまざまな歩行分析手段や機器が存在するが,医療・福祉・保健の各々のフィールドにおいて同じ条件ということはなく,利用できる機器や手段は環境による影響を受ける.また,歩行分析を行う理学療法士,特に指導的立場にある者の指導力や知識・スキルの差異が存在することも否めない.よって,各施設によって実施されている歩行分析の内容は異なる.ここでは,比較的歩行分析機器が充実していると思われる脳卒中治療を専門とする急性期一般病院である当院において行われている歩行分析が,どのように役立っているかについて述べる.
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