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特集 ロボットリハビリテーション治療up date
5 ロボット運動器リハビリテーション
Robotic Assisted Rehabilitation for Musculoskeletal Disorders
小林 龍生
1
Tatsuo Kobayashi
1
1防衛医科大学校病院リハビリテーション部
キーワード:
リハビリテーション
,
ロボット
,
運動器
,
歩行
,
股関節
Keyword:
リハビリテーション
,
ロボット
,
運動器
,
歩行
,
股関節
pp.404-408
発行日 2020年5月18日
Published Date 2020/5/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 運動器疾患の診療にもロボットが導入されつつある.人工関節手術ロボットは術者の技量によらず術前計画通りの手術を可能にする.リハビリテーションにおいても療法士の技量にかかわらずよいリハビリテーションを可能にするロボットが期待される.Honda歩行アシストは歩行練習に際し,療法士の技量にかかわらず,微妙な股関節の可動域の変化を数値として表示し,微妙なアシストを加え,動きの悪い患側の股関節の動きを健側とほぼ同じ動きに誘導する歩行練習が可能で有用性が期待できる.また,慢性期歩行障害患者の歩行速度,歩幅の改善にも有効であり,ロコモティブシンドロームやサルコペニアのリハビリテーションへの応用も期待される.
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