Japanese
English
特集 集中治療室から開始する急性期リハビリテーション
8 集中治療室におけるリハビリテーション医療の今後と課題
Future and Problems of Rehabilitation Medical Care in Intensive Care Unit
笠井 史人
1
,
田中 雅子
1
,
杉山 智子
1
,
和田 義孝
1
Fumihito Kasai
1
,
Masako Tanaka
1
,
Tomoko Sugiyama
1
,
Yoshitaka Wada
1
1昭和大学病院リハビリテーション科
キーワード:
集中治療室
,
早期リハビリテーション
,
早期離床
,
チームビルディング
,
集中治療後症候群
Keyword:
集中治療室
,
早期リハビリテーション
,
早期離床
,
チームビルディング
,
集中治療後症候群
pp.882-887
発行日 2019年11月18日
Published Date 2019/11/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 集中治療室におけるリハビリテーション医療の今後とその課題について,これまでの背景と現状調査からどうあるべきか解説した.現場ではリハビリテーション科医のチーム参加が熱望されているが十分に参画できていない.マンパワーの不足は明確だが,集中治療医とリハビリテーション科医のコラボレーションで相互に補完しあえる.リハビリテーション科医は生活につながる活動を育む診療によりPICSの予防から治療まで対応できる.今後は日本集中治療医学会との連携を通して理学療法士,作業療法士,言語聴覚士などリハビリテーションスタッフに寄り添いながら教育しチームビルディングをしていくことが重要である.
Copyright © 2019, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.